特別企画
「神クズ☆アイドル ~ZINGSベル! ファンミーティング冬の陣~」イベントレポート
一ノ瀬謹和
『けいどろ』ファン活動やTwitterから見えてきた作家としての本質
怪盗マニアの純情警部と、怪盗の正体を隠す少年巡査によるラブコメ漫画『錦田警部はどろぼうがお好き』(著・かんばまゆこ)の熱狂的なファンとしての側面もある肘樹先生。
朝も夜もない無差別ダイレクト・マーケティングによって「自作の宣伝よりも『けいどろ』の宣伝のほうに熱がこもっている」とファンから心配されるほど捨て身の応援スタイルを貫き、数多くの人間に『けいどろ』を布教したことで知られている。
(実は「yomina-hare」における『神クズ』記事においても、アフィリエイトで売れているのは何故か『神クズ』よりも『けいどろ』なのだ)
今回はそんな肘樹先生を狂わせる魔性の漫画『けいどろ』についても尋ねてみた。
肘樹先生を語る上で外せないのと思うので。
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スピード感がすごいですよね。noteに『けいどろ』の記事を上げてるのが、5月の15日ですからね。
ラブコメが必要な人生を送る全ての人へ~錦田警部はどろぼうがお好き~
そういうスピード感とか、これを「とにかく読んでくれ!」みたいな押しの強さって作品にも現れてるなと思います。noteを読んでも感じるんですけれど、めちゃくちゃテキストが上手くて、その言語センスはキャラの掛け合いでも炸裂しているなと。
サプライズバースデー!
イベントもたけなわとなったところで、トークショー翌日が誕生日だった肘樹先生にバースデーケーキのサプライズイベント。ファンによる黄色のペンライトに照らされ、「自分が過ごしてきた誕生日の中で一番かもしれない」と、感無量の表情になる肘樹先生。その後は肘樹先生とファンの質疑応答などを交え、終始和やかな雰囲気に包まれながらイベントは終了した。
『神クズ☆アイドル』は現在『月刊コミックZERO-SUM』で第2部が連載中。WEBマンガサイト「ゼロサムオンライン」での、第2部のWEB配信も12月よりスタート! 第1部をWEBで読んでいたファンは、是非チェックしてほしい。
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©いそふらぼん肘樹/一迅社2019
写真撮影:BOOKMARK浅草橋