1. PR

    作家インタビュー

    『剥き出しの白鳥』鳩胸つるんインタビュー 「『ToLOVEる』よりも裸」から白鳥くんは生まれた

    籠生堅太

  2. PR

    明日発売の新刊レビュー

    『剥き出しの白鳥(はくちょう)』鳩胸つるん 異端の「露出狂」漫画は、王道少年漫画だ!

    籠生堅太

  3. PR

    新連載レビュー

    『キャッチャー・イン・ザ・ライム』背川昇 般若、R-指定が監修の百合×ラップな新連載

    一ノ瀬謹和

  4. PR

    明日発売の新刊レビュー

    『ブルーピリオド』山口つばさ 才能にノウハウで立ち向かう美大受験物語

    根本和佳

  5. PR

    新連載レビュー

    『水族カンパニー!』(イシイ渡) 偏愛獣医×ドジっ子飼育員の水族館コメディ

    根本和佳

  6. PR

    明日発売の新刊レビュー

    脇田茜『ライアーバード』音が見える天才少女と無愛想なギタリスト。2人の出会いが生む音楽

    たまごまご

明日発売の新刊レビュー

『机上の九龍城』長沢13センチ 喧嘩よりも下ネタとエロ。ヤンキーだって男子高校生だ

小松良介

チャンピオン流のハイブリッド会話劇

作品の舞台は関西。もちろん会話はすべて関西弁である。男たちによる会話劇中心の漫画はこれまでにも多数あるが、秋田書店といえば近年のモデルケースに同じ関西弁による会話劇で『セトウツミ』がヒットを生んでいる。

『机上の九龍城』は、さらに“不良もの”という同社の十八番をプラスしてハイブリット化した。九龍城たちのトークは下ネタだけにとどまらず、ヤンキーあるあるからギャップ萌えを狙ったペット談義など多岐にわたり、回を追うごとにボケもテンポもキレが増している

九龍城とライバル関係にあるレオポンこと本田亮(ほんだ・りょう)。口癖は「ボケコラ」。単行本中、ボケコラ57回、ボケ23回、コラ6回も発言。犬と猫、どちらがかわいいかなんて選べない

いつの間にか読んでいる自分まで「もしも“おっぱいもみもみライセンス”をもらったら…」などと妄想に加わってしまい苦笑が尽きないが、そんな中毒性を持つ漫画であることは間違いない。



試し読みはコチラ!

  1. 1
  2. 2

©長沢13センチ(秋田書店)2017