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『エルフさんは痩せられない。』シネクドキ むちむちダメエルフがダイエットに挑む!

yomina-hare編集部

ダメエルフ、ダイエットに失敗しまくる

整体院で働く直江友厚(なおえ・ともあつ)の元を訪れたのは、怪しい女性客・絵留札(えるふだ)正体は名前からお察しのとおり異世界の住人・エルフ。
現代社会でフライドポテト中毒になった絵留札は、かなりムチムチとした体型に。お腹を引っ込めるべく、直江の協力のもとダイエットに挑む。
しかし絵留札、毎回フライドポテトの誘惑に負けてしまうというポンコツダメエルフだったのだ。

ポテト使用前(右)、使用後(左)
ファンタジー好きの幻想砕くビフォーアフター

「コミックガム」で連載中、シネクドキ氏が贈る異世界娘たちのダイエット奮闘記『エルフさんは痩せられない』単行本第1巻が明日6月26日に発売される。

エロいのに、エロくない不思議

野山を駆け巡り狩りをするエルフ。その生活スタイルから、基本的にスレンダーなのだが、現代社会の高カロリーな食事に毒されると、ぷよってしまうらしい。

ダイエットに対する妥協が妙にリアル。コーラも飲んでやがる……

エルフのみならず異世界からの訪問者たちは、現代社会ならではのトラブルをその身に抱えている。絵留札との出会いをきっかけに彼女たちとのつながりをもった直江は、その悩みを解決すべくアドバイスをあたえたり、マッサージを施すことも。 

絵留札が、そのムチムチとした肉体に触れられ、だらしない表情を見せる様子は、エロス過多になりそうなものなのだが、不思議といやらしさが感じられないそれは絵留札以外の異世界の住人たちも同様だ。

リアクションがいちいちエロい!

例えばビール腹で悩む酒好きのオーガや、命令されれば赤面しながらも「ちんちん」しちゃう人狼など、彼女たちは各種族の特徴がしっかり組み込まれた悩みやコンプレックスを持っている。

そんな「コメディ」と「エロ」の絶妙なバランスが、いやらしさよりも、どこかクスッと笑えるような愛嬌あふれるキャラクターを生み出している。



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©シネクドキ/ワニブックス コミックガム