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限界アイドルを担当する「精鋭」ファン

また、本作には、仁淀くんやアサヒちゃんといったアイドル以外にも、注目すべきキャラクターたちが登場することを付け加えておきたい。それが「顔がいいだけのクズアイドル」仁淀くんの塩対応にめげずに応援を続けてきたZINGS仁淀担当ファンたちだ。

イベントの打ち上げで勝手な熱を吹くのはオタのたしなみだ

いわゆるモブキャラ的な扱いであるはずの彼女たちが、主人公を差し置いてピックアップされた第5話では、大手アイドルと小規模アイドルのファン待遇の差や、突如として真っ当なアイドル路線で頭角を表しはじめた仁淀くんに抱く複雑なファン心理などが悲喜こもごもに描かれた。

推しがサービス精神旺盛な売れ線方向に転換してくれたのは嬉しいけど、塩対応時代の推しにも良かったところはいっぱいあったんだ、と咽び泣くシーンは、アイドルオタクならずとも、なんらかの愛好家であれば、ついつい「あるある」と頷いてしまうのではなかろうか。

アイドルの魅力は理屈じゃねえんだ!!

個々別々のネタセンスも素晴らしいが、アイドルサイドでは浮世離れしたインパクトのあるギャグ、ファンサイドでは地に足の着いた共感ギャグという二段構えのスキのない作りは、これがデビュー作だとは思えない構成力。スチャラカコメディ漫画の良作を探している人は、騙されたと思って読んでほしい。

きっと読み終わったあとは「仁淀 息して」、「仁淀 存在して」の団扇を振るいたくなっているはずだ。



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©いそふらぼん肘樹/一迅社2018