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『清く正しく、偏愛しますっ!』みたありさ 好きすぎて偏った恋。青春はストーカーだ!

ふな

多くを望まない恋だったのに

ほのかの恋は、後ろから追いかけていく恋だ。両想いになれなくても、瀧川が幸せならばそれでよい。
そう考えていたはずなのに、一緒にいる時間が増えるにつれ、少しずつほのかに変化が表れる。
一緒にいたい、話がしたい、触れたい。
そんな欲が、ほのかに生まれるようになっていた。

かわいい顔して凄いことをいう。話せるようになっても、直接聞くより忍び込む方がハードル低いのか……

見ているだけでいい。
そんな考えが、溢れていく「好き」という感情に、覆えされる瞬間がたまらない。

自分自身にもコントロールできない気持ちだからこそ、恋は見ている人さえドキドキさせる。
自分の感情に戸惑うほのかは、驚くほどかわいくて、思わず魅入ってしまうのだ。

うまく伝える言葉がなくても、一緒にいたいという気持ちが止められない

ほのかのストーカー気質な発想を眺めていたい一方で、瀬川からの気持ちを求めて葛藤する姿も見てみたい。そんな複雑な心境になってしまう。
読み進めるうちに、ほのかの恋を偏愛してしまっているのかもしれない。



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©みたありさ/小学館