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次期魔王が保育士目指す、光と闇のコメディ『僕達の魔王は普通』第1巻発売
yomina-hare編集部
次期魔王、人間界で保育士を目指す
保育士を目指す次期魔王・イザークと周囲の人々を描いたコメディ『僕達の魔王は普通』の単行本が、本日6月22日発売された。
著者の中村朝氏にとっては、初の単行本となる。
「魔王が保育士を目指す」という設定には、全力で「どこが普通だ!」とツッコミを入れたくなってしまう。
しかし自分の意志とは関係なく魔王になることを求められるプレッシャーや、肩書でしか自分を見てくれない人々への苛立ちなどは、多くの人が感じることだ。
そうした意味で、魔王は僕達となんら変わらない普通の存在なのだ。
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『僕達の魔王は普通』レビュー
こんな魔族、キライになれない
イザークの心は「保育士」だが、まわりは彼を「魔族」としか見てない。
いつだって会話は噛み合わない。そこでいちいち立ち止まらずに、グイグイと前に進んでいくイザークの強引ともいえる前向きさで、話が引っ張られていく。
そのスピード感がクセになる。
レビューを読んで気になった人は、ぜひ単行本もチェックしてみよう!
©2016 Asa Nakamura/SQUARE ENIX