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『マグメル深海水族館』第1巻発売 宇宙より遠い、暗い海で繰り広げられる人間ドラマ
yomina-hare編集部
神秘的な深海の水族館へようこそ!
マグメル深海水族館は水深200メートルにある、世界で唯一の深海水族館。
主人公の天城航太郎(てんじょう・こうたろう)は、深海水族館の飼育員になることを夢見る、ちょっと引っ込み思案の青年。今はアルバイトの清掃員としてマグメル深海水族館で働いている。
「yomina-hare」でも連載開始時にレビューを掲載した椙下聖海(すぎした・きよみ)氏氏の初連載作品『マグメル深海水族館』の単行本第1巻が、本日12月9日に発売された。
椙下氏の生物への愛情が画面からビシビシと伝わってくると同時に、航太郎とマグメル深海水族館の館長・大瀬崎湊人(おせざき・みなと)との出会いから始まる人間ドラマにも注目だ。
新潮社 (2017-12-09)
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『マグメル深海水族館』レビュー
それは怖れと興奮と
空前の深海魚、深海生物ブームである。
深海で泳ぐダイオウイカ、5年以上も絶食状態のダイオウグソクムシ、そしてアイドルグループが釣り上げた幻の深海魚・ラブカ。
私もその姿に釘づけになった。怖れが半分、興奮が半分。地球上には、こんな生き物がいるのかと。
ページをめくれば、読者は「マグメル深海水族館の来館者」になれる。私達は未知の世界を垣間見る――。
レビューを読んで気になった人は、ぜひ単行本もチェックしてみよう!
©椙下聖海/新潮社「ゴーゴーバンチ」