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ツッコミ不在の状況が、読者との間に「友情」を生む

『剥き出しの白鳥』の「努力」「勝利」については、前ページで説明したとおり。
では「友情」がどこに存在するのかというと、それは白鳥飛と私たち読者の間で結ばれる。

本作の特徴のひとつに「ツッコミ不在」というものがある。どう考えておかしい出来事も、そのまましれっと流されてしまう。

どうやってもそれは見つかるだろう……

そんな出来事に対して、ツッコミを入れながら読み進めるのが、何よりも楽しい。
他の漫画にはなかなか存在しない、まるでコールアンドレスポンスのような部分が『剥き出しの白鳥』にはある。
漫画のキャラクターに親近感を抱いてしまうことはよくあることだが、本作の場合はそれが一段と濃い。

こちらが「なにこれ」と言いたくなってしまう。応援上映ならぬ、ツッコミ読書会を開催したい

そんな「努力、友情、勝利」の三要素を揃えた『剥き出しの白鳥』だが、現在「ジャンプ+」では、白鳥と白鳥の父・天馬との戦いが描かれている。
「父親を超える」というのは、少年漫画どころか神話の時代から親しまれてきた王道ど真ん中なストーリーだ。
異端のようでありながら、王道を往く。新しいジャンプヒーロー誕生を見逃してはなならない。



試し読みはコチラ!

どのようにして『剥き出しの白鳥』は生まれたのか!? 鳩胸つるん氏インタビューは、こちらから!




「『ToLOVEる』よりも裸」から白鳥くんは生まれた
鳩胸つるんインタビュー


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©鳩胸つるん/集英社