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恋した相手は、兄の花嫁でした『たとえとどかぬ糸だとしても』第1巻発売
yomina-hare編集部
兄嫁に恋した妹は想い行き先をどこに定めるか
高校生のウタは、新婚の兄夫婦と3人暮らし。兄・怜一の結婚相手は、兄妹の幼なじみである薫瑠(かおる)だ。大好きな近所のお姉さんだった薫瑠と怜一が挙式したのは1年前。
ウェディングドレス姿で愛を誓う薫瑠を見た瞬間、ウタは己の胸にある想いは恋なのだと気づく。
「コミック百合姫」での連載開始時、「yomina-hare」でもレビューを掲載したtMnR(とものり)氏の『たとえとどかぬ糸だとしても』第1巻が本日、5月18日に発売された。
一迅社 (2017-05-18)
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『たとえとどかぬ糸だとしても』レビュー
善い人々だからこそ残酷なのだ
ウタも、彼女を取り囲む人々も、みなとても善良だ。しかし善良さは時として残酷である。
表面を取り繕い内に悶々とした感情を抱え、行動に移すこともせず、まわりの心配をよそにひとりで悩む。これは卑怯にも見えるし、それでも兄夫婦の幸せを願う姿は美しくも見える。
レビューを読んで気になった人は、ぜひ単行本もチェックしてみよう!
©tMnR/一迅社