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『シャボンと猫売り』第1巻発売 親友が猫に!? 謎の「猫石鹸」をめぐる現代怪異譚
yomina-hare編集部
この街で、猫に関わるな。剣道少女と猫の冒険劇
地方都市「猫迫(ねこはざま)」では、野良猫の姿はめったに見られない。役所に登録されていない猫は、「防疫局」の者たちが回収してしまうからだ。なんという修羅の街か……。
ワニブックス (2017-09-25)
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そんな猫狭間を舞台に、謎の猫石鹸により猫になってしまった立花ちひろと彼女を愛する澁澤なつめの冒險を描く現代怪異譚『シャボンと猫売り』。
新連載開始時、yomina-hareでもレビューを掲載したが、単行本第1巻が明日9月25日に発売される。
『シャボンと猫売り』レビュー
剣道少女+百合+猫、なのに気を抜けない怪異譚
団地の隣同士に住むふたりは、「百合だよ」「放っときな」と言われるほど仲がいい。友達以上の想いを抱いているのは、なつめだけのようだが。
学校からの帰り道、ふたりは瀕死の猫を見つけてしまう。だが、動物思いのちひろに対し、なつめは猫アレルギー。意見の噛み合わない2人に、異形の者が声をかける……今や猫を拾うだけでも罪に問われそうなこの街で、ちひろたちの運命は動き出す。
レビューを読んで気になった人は、ぜひ単行本もチェックしてみよう!
©高津マコト/ワニブックス コミックガム